中津万象園は1688年に丸亀藩 京極家の二代目藩主、京極高豊(きょうごく たかとよ)侯が中津別館として築庭された池泉回遊式の大名庭園(別荘)です。
大きな松に囲まれた美しい庭園は、慶事などの記念写真のロケ地にもよく使われています。
※全ての情報は最新ではない可能性があります。お出かけ前に必ず公式情報をご確認下さい。
中津万象園・丸亀美術館
中津万象園(庭園:庭園・陶器館・うちわの里) | 大人:700円 子供:300円 |
丸亀美術館(絵画館:常設展) | 大人:500円 子供:200円 |
中津万象園・丸亀美術館セット | 大人:1200円 子供:500円 |
※絵画館の特別展開催期間中は料金が変わる場合があります。特別展の情報は「新着情報・展示案内」をご覧ください。
・丸亀市民割引で半額
丸亀市民は庭園の入園料が半額になります。
(運転免許証・健康保険証など証明できるものを受付でご提示ください。割引は提示者のみ適用されます。絵画館は割引適用外です。また、他の割引との併用はできません)
・団体割引で2割引
(20名様以上の場合2割引き)は庭園+絵画館のセット券のみとさせていただきます。
・障がい者割引で庭園大人500円子供150円
中津万象園(庭園:庭園・陶器館・うちわの里)大人:500円 子供:150円
障害者手帳、スマートフォンアプリ【ミライロ ID(MIRAIRO ID)】のどちらかをお持ちください。
・HPの画面で割引10%off
HPの割引画面はこちら。入園料が10%OFFになるチケットです。チケットは人数分印刷するか、チケット画面を人数分スマートフォン・タブレット端末のご提示でもご利用いただけます。
・賛助会員で無料
入園・入館料がいつでも無料になる賛助会員も募集中です!
・丸亀おもてなしクーポンでR4版 入園料2割引
丸亀市観光協会がだしているクーポン。R4版は2割引クーポン確認。中津万象園以外にも丸亀グルメや丸亀城などクーポンがついてます。配布は、丸亀城、丸亀市役所、丸亀市観光案内所(JR丸亀駅構内)でもらえます。
・中津万象園 丸亀美術館 フリーパス
申込用紙のついたパンフレット。中津万象園でもらえます。
無料:バス30台 / 乗用車100台無料
- 瀬戸中央自動車道 坂出北IC 約8.5㎞ 約15分
- 瀬戸中央自動車道 / 高松自動車道 坂出IC 約14㎞ 約20分
- 高松自動車道 善通寺IC 約5㎞ 約10分
- 丸亀駅からタクシー 約6分
- 多度津駅からタクシー 約5分
- 讃岐塩屋駅から徒歩 約15分
高松空港からリムジンバスで丸亀駅まで 約75分
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中津万象園には日本の名松百選
に選ばれた大笠松が植えられています。
樹齢650年ほどと言われる1本の松は、300年の歳月をかけて見事な直径15mの大笠松に仕立てあげられています。
中津万象園の外観。
三社詣りの旗がたてられてます。
ここでの三社詣りとは、庭園内に「伏見稲荷分社」「石投げ地蔵尊」「弁財天」が祀られており、これら三つの神社を詣でることを言います。
「伏見稲荷分社」は京都にある1000本の鳥居でお馴染みの千本鳥居で有名な伏見稲荷大社の分社になります。
京極氏は宇多天皇の皇子敦実親王(あつみのみこ)を始祖とする近江源氏佐々木氏が祖と伝えられており、中津万象園は京都をイメージして作られています。
「石投げ地蔵尊」10種の福徳がある地蔵尊に願いを書いた石を投げて祈願します。
「弁財天」七福神でお馴染みの水の神様で財運と学問、芸術にご利益があると言われている絶世の美女の神様。
の3社が祀られています。
ところで京極家が天王のマツエイということなで、香川県にも天王の血筋が入った人が大勢いるということでしょうか。うーん。ロマン感じる。
次の写真は、入り口を入ったところ。
左に進むと懐石料理が食べられる懐風亭。右に進むと中津万象園です。
受付をすませて、入園すると美しい庭園が広がります。
日本庭園と言えば鯉を連想する人も多いと思いますが、中津万象園にも鯉が泳いでます。(エサも売ってます。)
庭園を少し行くと、水蓮橋というスイレンの葉の形をした飛石でできた橋がかかています。
波がなく水位は石表面のギリギリまであります。乗ってみると、水面近く不思議な感覚でした。
他にも美しい日本庭園の風景の一部。
中津万象園は日曜日限定で母屋(おもや)にてお茶室が開催されています。時間10:00〜15:00、料金は500円。
毎週日曜日にお茶会が開かれている母屋です!是非お越しください!🍵🌿#中津万象園#お茶会#抹茶#丸亀市#香川県#日本庭園#大名庭園#風情 pic.twitter.com/pp1fOhY1Nl
— 中津万象園・丸亀美術館 (@nakazubansyouen) May 28, 2019
現在はお抹茶と梅入りの和菓子が食べられます。風流な時間が楽しめます。
母屋の前に大笠松が植えられており、インスタ映えるレベルの写真が撮影出来ます。
園内にある陶器館、うちわの里 海望亭は無料で入ることが出来ます。
こちらは陶器館。
陶器館では、現在のイラン・イラクを中心に出土した紀元前2500年頃から13世紀頃までの彩文土器や陶器・ガラス器などが展示してあります。
次は海望亭、2Fにあります。
海望亭は誰でも利用できる休憩ラウンジです。現代美術家・川島猛の大作「ドリームランド」を展示してあります。
無料Wi-Fiが使えて自動販売機も備えてあります。
海望亭は一般公開されていますが賛助会員様の交流の場としてもあるようで2Fまで上がるにはエレベーターはなく階段になっています。飲食持込不可。
休憩する場所は、海望亭以外にも美しい風景が見られる場所に多めに設置されています。
海望亭の1Fには丸亀うちわの展示場うちわの里になっていて
丸亀の伝統工芸品であるうちわが様々展示してあり、芸術性高いうちわは見る人を驚かせたりもします。
日本庭園の中の美術館という環境との調和に意をはらい、平家建数奇屋風に建築した美術館である。
中津万象園
展示内容は、洋の東西の違いこそあれ自然を愛し自然に没入し、パリ郊外のフォンテーヌブローの森の中の小村バルビゾンに集い、自然主義絵画を興したバルビゾン派のミレー、ルソーなどバルビゾン七星の絵画、およびコロー、クールベなどの巨匠の絵画を展示している。(なお、特別展開催期間中は、バルビゾン派の作品は展示しておりません。)
料金は特別展が開催されてある時は別途かかる場合があります。
美術館 特別展情報はこちら
中津万象園にある懐風亭は、中津万象園の入園料はいりません。
日本庭園を展望できる懐石料理店の懐風亭は、慶事、法要、お盆、正月など家族が集まる場所としても人気。
また遠方の方が中津万象園を見にきた時にせっかくだからと懐石料理を食べに来られる方も多いそうです。
そのため懐風亭でお食事をご予定の場合は、事前に予約をしてから行く方が良いです。
時間やメニューなどの詳細は公式HPからどうぞ
少人数での個室、60名様のご宴会、120名様の講演会・セミナーまで対応可能。