桃の皮を簡単に剥く方法3選。色止めや簡単な種の抜き方も解説

桃の皮を簡単にむく方法3選

夏に旬を迎える桃は芳醇な甘い香りとみずみずしさがとっても魅力的。

桃を食べようと楽しみに調理したら桃の皮が剥きにくいって時ってありますよね?

桃料理や桃のお菓子にも役立つ桃の皮を簡単に剥く方法をまとめました。

桃の剥き方1:アボカドのように切り込みを入れて剥く

桃はアボカドのように切ることができます。

桃を種と実にわけカットしてから、桃の皮を剥くと1玉でむくより剥きやすくなります。

ポイント:柔らかすぎる桃は冷蔵庫でしっかり冷やすと多少は実が引き締まります。

桃の切り方をわかりやすくするため1つ30秒以下のGIFアニメを作成しました。

サイズの問題で文字が小さく読みにくいと思いますがGIFアニメ内の必要な文字は記事に書きおこしています。

簡単1線だけ切り込む方法

1、アボカドのように桃に包丁を種にそってぐるっといれます。そして桃をひねります。

2、この切り方だと桃はたまに種ごと真っ二つにきれますが、また種にそって切り込みを入れると簡単に種をとることができます。割ったままの半分の桃が必要な場合はナイフやスプーンで種をくり抜くこともできます。

3、皮の面積が小さくなった分簡単に皮をむくことができます。

もっと簡単2線切り込む方法

1、種にそって切り込みを入れます。

2、今度は十字になるようにぐるっと2本切り込みを入れます。

桃はどちらの切り方でもOK。

3、桃をひねります。すると簡単に桃から種がとれます。

4、皮の面積が小さくなった分簡単に皮をむくことができます。

桃の剥き方2:湯煎やバーナーで炙って剥く

桃はトマトのようにも皮を剥くことができます。

とくに湯むき桃は、桃をたくさんむくのに適しています。

湯むきトマトならぬ、湯むき桃で皮を剥く

1、熱湯の中で20秒ほど桃を茹でます。

湯むき桃はカットした桃も茹でられます。

2、茹でた桃を氷水に入れて桃をしめます。

3、すると皮がぺろっとむきやすくなっています。

(GIFアニメでは丸々1個の桃の、上側の茹で時間が少なくて少しむきにくくなっています。)

桃は炙っても簡単に皮が剥ける

桃はトマトのようにバーナーやコンロで炙っても皮がぺろっとむけます。

今回バーナーがなかったので動画撮影はしておりませんが、こちらもとても簡単に桃の皮を剥くことができます。

桃は炙った後に氷水で締めてからむきます。

桃の剥き方3:包丁の背で桃全体をなでるとペロッと剥ける

熱を使いたくない場合や手軽に桃の皮をむきたい時にてきしているのは包丁の背で桃をなでる方法です。

包丁の背で桃をなでる方法は、簡単にむける桃と桃の状態によって力加減にコツがいる場合とがありました。(同じ品種でも)

1、まず包丁の裏で桃全体をなでます。力加減は桃の皮が浮くか浮かないか程度です。

2、するとペロンと皮がむけます。

⭐︎あらかじめ種だけを抜いた桃や、先にカットしている桃の皮でもむくことができました。(全ての状態の桃で試したわけではありません。)

⭐︎もしくは桃の表面を包丁で8割程度なでてむきやすい状態にしてから、桃の剥き方1のアボカドの切り方で桃を切り分けてからでもつるんと皮を剥くこともできました。(柔らかい桃では少し難しい)

桃の数が少ない場合は、なでてむく方法が一番手軽につるんとむける方法かもしれません。

おまけ1 ハサミを使って簡単に桃の種を抜く方法

1、キッチンバサミを使って桃の種と実をある程度切り離します。(2〜3ヶ所ぐらい)

次に種をハサミで掴んで種を軽くグリグリ横に回して取り出します。

この動画を撮影した時は18秒で種がとれました。

また銀の適当な大きさのスプーンでも種をとることができます。

スプーンでもやり方は同じで、スプーンをハサミ同様に桃に差し込み種と実を切り離してスプーンで種をとります。

おまけ2 桃を美味しく食べるための基本

桃は品種により大きさ瑞々しさ香りかたさ味と様々。桃の基本的な情報をまとめました。

桃が手に入ったら、まず初めに完熟度合いを見てみよう

桃はデリケートな食べ物。

新鮮な桃は完熟前の硬い状態で収穫して発送されるケースがほとんどです。

触ってみて硬いと感じたら一定期間追熟させることで完熟前より甘く熟した桃になります。

桃はお尻から熟していきます。ヘタを触ってみて柔らかい場合は完熟。

お好みの熟しごろで食べましょう。

桃が硬い場合は追熟しよう。追熟は常温

桃は冷蔵庫の中では追熟しません。

(さらに桃は冷蔵庫に入れておくと甘味が落ちます。ただし長く保存したい場合は冷蔵保存に入れておく方が長く持ちます。)

(ノリーリの個人的な感想になりますが、甘さののった完熟した桃は冷蔵庫で長く保存していても美味しくいただけました。)

桃は真夏でも日陰の涼しい常温(冷暗所)に置いて追熟します。

その時に桃をキッチンペーパーや新聞紙で包み保存すると乾燥・いたみからの保護になります。

エアコンなど直接風があたる場所では、これにポリ袋に入れて保存することでエアコンの風からの乾燥も防げます。

冷蔵庫で保存する場合は、冷蔵庫内で乾燥するので新聞紙などに包んでポリ袋に入れておいた方が長く瑞々しさが保てます。

注意:完熟し甘みののった桃は冷蔵保存でも美味しくいただけますが、桃は夏の果物なので冷蔵保存より常温保存の方が適しておりより甘みが出ます。

常温保存する場合は、食べる前に数時間冷蔵庫に入れると冷えてより美味しくなります。

色止めの方法は主に3つ

桃は皮をむくとりんごのようにすぐに変色してしまいます。

皮をむいたばかりの桃は、砂糖水、レモン水、塩水のいずれかにつけておくことで数時間変色を抑えることができます。

この3種類の中では塩水が一番味に変化なく色止めの時間が長く効果があります。

材料 塩水

水:200ml
塩:小さじ5分の1(ひとつまみ程度)

材料 砂糖水

水:200ml
砂糖:大さじ1

材料 レモン水

水:200ml
レモン:大さじ2

手順

上記材料のいずれかの水に5分ぐらいつけておくとOK。

これらは数時間程度の色止め方法です。

こちらは製菓の方法になりますが色止め後にナパージュ(果物などにゼリーなどを塗ったり)することでさらにキレイな状態の時間を伸ばすことも可能です。

それと水に氷を入れると冷えた桃が食べられます。

もし変色してしまったら

桃は皮をむくとすぐに変色してしまいます。

元々傷んでいない桃なら、色止めせずに桃が変色してしまってもカットしてすぐなら食べて問題ありません。

まとめ

芳醇な香りに甘くて美味しい桃。

桃はお菓子に料理にもよく使われており人気な果物。

このページでは、桃をより美味しく食べるための基本的な情報を掲載しました。

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